教えてFX博士!マイナー通貨FXの魅力って?
このところマイナー通貨を扱ったFX取引に人気が集まっているようです。
マイナー通貨とは、その名のとおりで「取引量の少ない通貨」ということ。ちなみにマイナー通貨の対極にあるのがメジャー通貨です。
通常、メジャーと称されるのは米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、円(JPN)。これは納得してもらえると思います。世界中どこの銀行へ行っても、ドル、ユーロ、円の両替なら簡単にできます。いわば機軸として通用している通貨ですね。
英ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)は完全にメジャーとは言えないものの、いわば準メジャーとして扱ってもいいでしょう。
またオーストラリアドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)などは一まとめにしてコモディティ通貨といわれます。いわば資源国通貨です。
そして更に流通量の少ない小国の通貨、つまり南アフリカランド(ZAR)、トルコリラ(TRY)、メキシコペソ(MXN)、香港ドル(HKD)などがマイナー通貨。場合によってはエマージング通貨(新興国通貨)とも言われます。
ついでですが、南アフリカランドはコモディティ通貨の仲間に入れられることがあります。ロシアルーブル(RUB)は決して小国ではないものの、ふつうはマイナー通貨として扱われています。
不況の中でもマイナー通貨は高金利。それがマイナー通貨の魅力だ!
こうして分類を眺めてみると、マイナー通貨とは、要するに経済基盤が脆弱、政治にもあまり信頼感がないんです。
たいていは国土も狭くて人口が少ない。したがって通貨にもたいした魅力がないということですね。
しかしマイナー通貨にこのところFXトレーダーの人気が集まっているのは、高金利国家が多いからです。
たとえばリーマンショック後の金利大幅引き下げで米国の政策金利が実質0金利、ユーロが1.5%に落ち込んでいる時点でも、トルコはまだ11.5%を維持しています(2009年3月現在)。
(2008年の10月時点ではなんと16.75%の超高金利でした)。
南アフリカも高金利を保って10.5%です。世界の趨勢に釣られて、一時よりはずいぶん低くなったとはいえ、それでもまだ圧倒的な金利ですね。
片方に金利の高い通貨があり、片方には日本や米国のように低い通貨がある。両方を組み合わせた通貨ペアのFX取引なら、金利差による高いスワップが期待できます。
もちろん売るのはドルや円。買うのはトルコリラや南アフリカランド。
FX会社によって多少の差はありますが、トルコリラ/円の1万通貨ロングで毎日130〜150円はスワップが付くでしょう。
この高スワップこそがFXでのマイナー通貨トレードの最大の魅力なのです。
ところでご注意。記事は原則として2009年3月下旬のレートやスワップに基づいて書いていますが、マイナー通貨の場合、数字はかんたんに変動します。実際のトレードの際には十分にチェックしてからにしてください。
このサイトでは、マイナー通貨取引での注意点やリスク、お勧めのFX業者や各国のファンダメンタル分析をFX博士がお伝えしていきます。
